葬儀・法要に参列する場合

葬儀・法要に参列する場合

葬儀・法要の知らせを受けた場合のマナーをご紹介します。失礼のないよう、事前にチェックしておきましょう。

なにかひとつでも、皆様のお役にたてれば幸いです。

葬儀・法要に参列する場合

不幸の知らせを受けたら

連絡を受けた際には必要事項を確認しましょう。

不幸の知らせの場合、お互い動揺していることが多いので、必要事項は必ずメモします。

  • いつ・誰が
  • 喪主
  • 通夜・葬儀の日時
  • 通夜・葬儀の場所
  • 次に伝言すべき人
  • 宗派(失礼のないように聞いておくと、香典やお供えをするときに役立ちます。)

弔問するとき

服装

とりあえず弔問に伺う際は、喪服を着て行くと「亡くなるのを待っていた」というイメージがあり、遺族にとっては感じの良いものではありません。アクセサリー類をはずし化粧は控えめにしますが、服装は平服でかまいません。ただし、その時の服があまりにも派手な場合は配慮が必要です。

服装

お悔やみの言葉

お悔やみの言葉は心を込めて簡潔に言うことが大切で、一般的には「この度はご愁傷様(ごしゅうしょうさま)です」「突然のことで言葉もございません」など短い言葉で十分です。

また、「重ね重ね」「くれぐれも」「たびたび」「皆々様」などの繰り返す言葉は避けましょう。そのほか、直接的表現の「生きている頃」は「お元気な頃」に言い換えます。

お悔やみの言葉

香典についてはこちら

すぐに弔問できないとき

電話は避けてとりあえず弔電を打ちます。

通夜、葬儀、どちらも参列できない場合は、代理を立てるなどして葬儀に参列し、後日出向いて行くようにします。

葬儀・法要に参列する場合 Q&A

葬儀・法要に参列する場合に関するよくあるご質問を紹介いたします。

通夜と葬儀どちらに参列すべき?
親しい間柄なら通夜と葬儀ともに参列して弔意を示しますが、そうでない場合は、葬儀に参列するほうがよいでしょう。通夜だけの場合、「御霊前(ごれいぜん)」をその時に持参します。
ご遺体との対面は?
遺族から「ぜひ顔を見てやってください」など遺体との対面をすすめられたときは、謹んで受けましょう。しかし、弔問客から対面を申し出るのは慎むのが礼儀です。
結婚式と葬式が重なったときは?
基本的には葬式を優先します。ただしごくごく近い身内の葬式でなければ、最期のお別れなので通夜か葬儀のどちらかに参列し、結婚式には出席します。
電話でのお悔やみは?
遺族は通夜、葬儀の準備に追われて忙しいもの。そのようなときに電話での対応は相手に迷惑をかけてしまうので、控えるのが礼儀です。ごく親しい間柄でやむをえず電話をかける場合は、手短に必要なことだけを伝えましょう。

わからない事・ご不明な点がございましたら、お近くの各店舗にてお気軽にお問い合わせください。