二人の間で結婚への合意に達しましたら、まずは結納の日取りを決めることになりますが、このときに行われる儀式が「根切り」、「かため」と呼ばれるものです。
これは、吉日を選び、婿方から仲人を介して嫁方の意向を打診するもので、了解を得られれば酒肴料を贈り、結納の日取りを決めます。
当日は、調度品として、酒肴料包をはじめ、熨斗、末広、寿へぎなどを用意し、仲人へのお礼として祝儀包も忘れないようにします。
〈口上例〉
このたびはたいへんご無理なお願いを申しましたにもかかわらず心良くご承諾下さいまして有難うございます。取敢ず粗末ではございますが、酒肴の用意をいたしましたのでよろしくお取り計らい下さいませ。
- 結納式日取りの決め方
両家が相談し合って挙式の3~6ヶ月前の適当な日に
- 結納の日どりを決める
結納の日どりについては、両家が相談し合って適当な日をきめます。挙式の3~6ヶ月前に行うのが良いでしょう。しかし、縁談がまとまってから挙式予定日が、一~ニヵ月以内にという場合には、挙式が決まってから十日~二十日以内に結納を行うのが適当で、半年以上の期間があるときは、ニヵ月程度であればを間を空けても差し支えありません。
最近ではあまりお日柄にこだわらない方も多いので、ご両家が納得されるのであれば、ご両家やお仲人の都合の良い日を選ぶ方が合理的でしょう。
- 当日の時間
おめでたいことはなるべく早い時間帯に行うのが良いと思われますので、午前11時ころからが適当でしょう。午後の場合、暗くならないうちにすませれば良いでしょう。
最近は、日曜や祝休日の午前11時ごろから午後3時ごろまでの時間帯が多いようです。
- お日柄について
「今日はお日柄も良く」など耳にする言葉ですがどのような意味があるのでしょう。
良い日、悪い日は六輝(六曜)よりきています。最近では迷信なので気にしないと言う方が多いのですが、中には気にされる方もおられるので一考しても良いかと思います。
- 結納式の場所
両家が相談し、自分たちにあったやり方(場所)で行えば良い
結納の授受は、かつては男性と女性の双方が使者をたてて行われました。その後、一組の使者が両家の間を往復するようになり、さらに現在では、使者が行ったり来たりするのではなく、両家・使者とも、あるいは両家のみで一堂に会してやりとりすることが多くなっています。
このときの使者の役割を務めることになるのが「仲人」と呼ばれる方です。
結納交換の方法は、両家の距離や、結婚にあたって親族に挨拶するなどのその時の事情によって決めれば良いでしょう。なによりも、両家が相談し、自分たちにあったやり方で行うようにします。
1.ホテル・レストラン・料亭などで行う
現在最も多い形式は、ホテル・レストラン・料亭などを利用する結納です。
2.女性宅で行う
男性側が女性宅へ訪問します。仲人の有無、両親の同行に関わりませんので、男性一人で行うこともあります。
3.両家宅
仲人が使者となり結納品を持ち両家を往復します。正式な形式だと言われています。

