冠婚葬祭-しきたりとマナー

お葬式

この記事は2015年04月13日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめてお届けいたします。

最近はいろいろな形のお葬式がありますよね。近ごろよく聞く「家族葬」とはどういったお葬式なのでしょう?


骨壷と遺族のイメージ.jpg「家族葬」は、必ずしも近親者だけで葬儀を行うことではありません。
故人と親しかった親族や友人だけで、ゆっくり故人を偲びお別れをする規模の小さな葬儀のことです。
特に決まった形式はありません。



「家族葬」というから家族だけの葬儀かと思っていましたが、特に決まりは無いんですね。


そうなんですよ。最近は、故人をよく知る人だけで心を込めて見送りたい、また経済的負担を軽減したいと思う遺族も多く、家族葬は年々増加の傾向にあります。
ただ、後で葬儀のことを知らせなかった人から「最後のお別れをしたかったのに…」と言われることがあるので、親族や友人にどこまで知らせるかを慎重に決める必要はあるでしょうね。



このコーナーにも「“家族葬”で葬儀をしたことを知ったが、どうしてもお悔やみをしたい」と相談される方、多いですもんね。


そうですね。後からお亡くなりになったことを知って、弔問に訪れる人は多いようです。ですから、その対応を考えておく必要がありますね。



「家族葬」もそうですが、最近は「直葬」という言葉もよく耳にします。これはどういったものなのでしょうか?


「直葬」とは、葬儀を行わずに、近親者や友人などの限られた関係者だけが火葬場で故人にお別れを告げる弔い方です。
以前は、「経済的に苦しい」や「身寄りがない」といった場合に限られていたのですが、最近は高齢化や少子化などの理由で、簡素な送り方を望む人や、経済的負担を軽減したいという遺族も多く年々増加傾向にあると言われています。



「直葬」も「家族葬」と同じく、葬儀に参列する方に注意をしなくてはいけないでしょうね?


そうですね。お別れをしたかった親族や友人への対応を考えなくてはいけませんね。誤解のないように、葬儀を行わなかった旨の連絡が必要です。
亡くなられた方や喪主が、お付き合いの広い方でしたら、特に考えなくては、その後の対応が大変でしょうね。

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この記事は2015年04月13日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめたものです。 記事内容は放送当時の世相を反映した内容であり、閲覧されている現在では大進のサービス内容などが異なる場合がございます。予めご了承ください。