冠婚葬祭-しきたりとマナー

四月の行事

この記事は2018年04月02日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめてお届けいたします。

4月は「卯月」とも言いますよね


桜と小学校「卯月」の由来は、卯の花が咲く月「卯の花月(うのはなづき)」を略したものです。「卯の花」は「空木(うつぎ)」の別名です。ユキノシタ科ウツギ属で白くて可愛い花を咲かせます。
また、十二支の四番目が卯(うさぎ)なので、「卯月」と呼ばれるようになったという説もあります。



4月はお花見も楽しみですよね?


桜の開花宣言とともに、日本各地でお花見が盛んに行われます。花見は、もとは春の農事に先立って、花の下で神様にお酒を供えて豊作を祈願したのが始まりとされています。
奈良時代では中国から梅の花が伝わり、梅を観賞するのが花見でした。それが平安時代に桜へと人気が移り、以来花見といえば桜の花となりました。



他に4月の行事といえば何がありますか?


4月8日の「花祭り」があります。本来は「潅仏会(かんぶつえ)」と言い、お釈迦様の誕生日を祝う行事です。お釈迦様がお生まれになった時、九頭の竜が天から降りてきて甘い水を吐き、お釈迦様の初めてのお風呂にした、という言い伝えがあり、花祭りではお釈迦様の像に甘茶をかけ、お祈りをします。また、「花祭り」の4月8日をメドに五月人形を飾る方が多いようです。
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他にも何かありますか?


4月13日は「十三参り」です。十三参りは旧暦の3月13日、現在では4月13日に数え年で13歳になった男女が、無限の智恵と慈悲を持つと言われる虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)にお参りして、福徳や知恵を授かる行事です。
十三参りはちょうど生まれた年の干支が初めて巡ってくる年の13歳に行います。13歳といえば、ちょうど子供から大人へ変る時期。神社仏閣へお参りして大人としての自覚を促し、心身の健康を祈ります。現在では知恵を授かるということで、学力向上の意味合いも含むようになりました。この風習は特に関西地方で盛んです。



そして4月29日は「昭和の日」ですね。


4月29日は、昭和の時代には「昭和天皇の誕生日」という祝日でした。1989年に昭和天皇が崩御されたことを受けて、「生物学者であり、自然を愛した昭和天皇をしのぶ日」として、「みどりの日」となりましたが、2007年に「昭和の日」と改めました。一年に一度めぐってくるこの日に、時代を改めて見つめなおしてみましょう。

この記事は2018年04月02日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめたものです。 記事内容は放送当時の世相を反映した内容であり、閲覧されている現在では大進のサービス内容などが異なる場合がございます。予めご了承ください。