冠婚葬祭-しきたりとマナー

贈答やしきたりに関することわざ

この記事は2018年10月15日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめてお届けいたします。

「贈答やしきたり」からきていることわざは、たくさんありそうですね。


しきたりイメージそうですね。まずは、出産のことわざで、「案ずるより産むが易し」というものがあります。
皆様良く聞かれると思いますが、女性にとって出産は心配事が多いものですが、実際に産んでみると心配していたほどでもないという意味です。取り越し苦労を慰める言葉です。



出産があるということは、結婚もありそうですね。


はい。結婚のことわざで「仲人はわらじ千足」というものがあります。縁談をまとめるために仲人がする努力は大変なもので、両家の間を行ったり来たりして、それは千足のわらじを履きつぶすほどだったそうです。
仲人の苦労と生きがいがしのばれることわざです。
最近は、結納式、結婚式とも仲人をたてない方がふえていますよね?
結納式では新郎のお父様が、以前は仲人さんがされていた進行役を勤めます。



他にもありますか?


「吉凶は人によりて日によらず」ということわざが有ります。人が成功したり、失敗したりするのは、時や日によるのではなく、その人の日頃の行いによって決まる。例え凶の日であっても、日頃の行いをきちんとしていれば心配ないということです。



いろいろありますね?


そうですね。葬儀のことわざで「親の五十回忌はめでたい」というのもありますよ。
五十回忌が執り行えるほど、皆様が長生きをし、その家が存続、繁栄しているからだそうです。
昔は今と違い短命でしたし、簡単に一族が絶えたといいますので。また、法要に呼び合えるほど親族同士、仲が良いというのもめでたいにつながるのでしょうね。

この記事は2018年10月15日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめたものです。 記事内容は放送当時の世相を反映した内容であり、閲覧されている現在では大進のサービス内容などが異なる場合がございます。予めご了承ください。