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2021/11/26

進物の大進 第3回・有識者調査レポート  ギフトが担う役割は「感謝」と「良好な関係」 シーンが違っても同じ役割を期待

※この記事は2021年11月26日時点での情報です。現在のサービス内容と異なることがござます。予めご了承ください。

背景


当社は1953年の創業より、広島・山口の地域に根差したギフトショップとして、冠婚葬祭にまつわるお困りごとのお手伝いをしてまいりました。全店に贈答アドバイザー有資格者が在籍しており、豊富な知識と経験を持ってお客様のお役に立ちたいという思いで日々の業務に努めております。ギフトアドバイザーとしてお手伝いするだけではなく、自分自身が体験したギフトを贈るきっかけや、お客様の一番近くにいる販売スタッフが間近で見聞きし感じた内容は、当社でお手伝いをさせていただく様々なシーンにおけるギフトの役割を改めて実感できるのではないかと考え、本調査に至りました。



調査概要


調査名   :第3回 贈答アドバイザー有識者調査
調査対象  :当社在籍の贈答アドバイザー資格保有者 82人
調査機関  :2021年10月19日(火)~10月31日(日)
調査方法  :アンケートによる社内調査
有効回答数 :71件



※調査結果は販売員の所感を分析したものであり、実際のお客様情報を基に統計を取ったものではありません。



調査結果


Ⅰ.季節の挨拶ギフト


①お中元・お歳暮を贈り始めるきっかけ
⇒「社会人になる」「結婚する」人生の節目に贈り始める傾向。贈り先の第一位は「両親」。


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贈答アドバイザー71名のうち35名(49.3%)が、お中元・お歳暮を贈るきっかけとして「結婚した時」と回答しています。次いで25名(35.2%)が「社会人になった時」という結果となりました。それをきっかけに贈ろうと思った理由の第一位は「いつもお世話になっているから」、贈り先の第1位は「両親」、第2位「親戚」となり、半数以上が身内へ贈るという結果となりました。自分で生計を立てる・家庭を持つという人生の節目のタイミングで、一番身近な両親へ、そして結婚を機に増える親戚へ贈るという方が多いように感じられました。



②お中元・お歳暮ギフトに期待する効果
⇒「感謝の気持ち」と、これからも関係を「良好に続けていきたい」という思いを贈る側はギフトに託している。


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贈答アドバイザー69名(97.2%)がお中元・お歳暮を推奨しています。その理由として「感謝の気持ちを伝えるいい機会だから」が57名(80.3%)、贈る先第一位が「両親」であることからも、お中元・お歳暮ギフトは日頃の「感謝の気持ち」を伝える手段としての役目を担っていることが分かります。次いで「コミュニケーションのきっかけとして」「人間関係が良好になると思うから」となり、贈る先第2位「親戚」、第3位「上司」であることからも、結婚を機に付き合い増えると予想される「親戚」との「コミュニケーションのきっかけになるから」や、仕事を円滑に進めていくために「上司」との関係を「良くする」ための手段としての役割を期待していることが分かります。このように、お中元・お歳暮ギフトには、「感謝の気持ち」を伝えるだけではなく、ギフトを贈ることで「コミュニケーションをとる事」、「相手と良い関係が築ける事」に効果があることを期待し、その役割をギフトが担っていると感じられました。



Ⅱ. お祝いのお返しギフト


①結婚・出産のお祝いのお返し準備
⇒「夫婦そろって」が第一位。


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夫婦そろって来店されご準備される方が大半という結果となりました。結婚により親戚が増え、親戚からのお祝いを頂く機会が多いと予想されます。これからお付き合いが始まり、付き合いが続いていくため、どちらか一方に任せるのではなく、夫婦そろって準備されるという結果になったのではないでしょうか。また、2人の結婚に対していただくお祝いとなりますので、夫婦そろって初めての親戚付き合いのスタートとも言えます。


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出産内祝についても、夫婦そろっての来店が大半となりました。来店の際には赤ちゃんを一緒に連れてくるが97.2%となりました。赤ちゃんと一緒に来店する理由の第一位は、当社の足形色紙サービスを受けたいというものですが、それを除くと、「子どもを預けられないから」が42.3%となりました。出産内祝の準備期間として推奨しているのは、お祝いを頂いてから1カ月以内です。預ける先がない、というよりは、授乳が必要であったり、1人でお世話するのが大変な時期の為、1人が注文をし、1人が赤ちゃんをお世話するという役目をしているように見受けられました。



②両親への内祝・記念品ギフトの購入
⇒お祝いを頂いた御礼としてと同じくらい「今までの感謝」という思いを伝えたいという思いが多数。


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お返しをする先で最も多いのは「親戚」という結果となりました。また、お返しをする先に「両親」の回答はありませんでした。両親へ出産内祝または記念品を贈る方は増えてきているかという問いに対しても、ほぼ半々ではありましたが「いいえ」52.1%という結果となりました。両親に対してお返しをするという機会は、ほとんどないことが分かります。


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両親への出産内祝・記念品購入のきっかけは「スタッフに勧められたから」がもっとも多い結果となりました。購入の理由として「お祝いをたくさんもらったから」とお祝いに対する「お礼の気持ち」と「いつもお世話になっているから」と、「日ごろの感謝」の気持ちを伝えるの「感謝」を伝えるが最も多い結果となりました。「スタッフからの勧め」で、スタッフから両親への内祝・記念品の話を聞いて購入に至ることから、お返しをする先の回答の中に「両親」が含まれていないのは、「返さなくてよい」と思っているわけではなく、両親からお祝いを頂いても、他の親戚や友人とはまた違った感謝の気持ちがあるからこそ、どのように返したらよいか迷うためではないかと感じられました。また、その他の理由として「孫をかわいがって欲しい」「これから子育てで助けてもらうことが多いから」というところから、これからも良好な関係を続けていきたいという思いが感じられました。出産内祝、または記念品を贈る方の67.6%が「実家が遠方の方」という結果となり、近くに住んでいる場合よりも、お世話になっていることへの感謝や、なかなか会うことが出来ない孫をかわいがって欲しいという思いをよりギフトに託しているのではないでしょうか。



広報担当より


お中元・お歳暮といった季節のご挨拶ギフトと、お祝いを頂いたお返しのギフトはシーンが異なりますが、どちらも「感謝」と「良好な関係を築いていきたい」という思いがありました。ギフトという物を通して、贈る方の気持ちを届けているということが改めて実感する結果となりました。

大進本店について

当社は、広島、山口を中心に、ギフトからはじまるライフサイクルに合わせた事業を展開しております。
日本で伝え続けられている贈答文化は、人と人のコミュニケーションを円滑にする「良い習慣」です。
その意味と大切さをお伝えしていく使命を持ち、プロのギフトアドバイザーとしてお客様に接しています。

会社名株式会社 大進本店
事業内容進物・記念品の総合商社
創業1953年9月
設立1967年4月
本社所在地広島市中区鉄砲町1-15
代表者代表取締役社長 山本 茂樹
資本金1,200万円(2021年12月末現在)
従業員数541名(2021年12月末現在、グループ合計)
市場区分非上場
URLhttps://www.daishin.gr.jp/

※この記事は2021年11月26日時点での情報です。現在のサービス内容と異なることがござます。予めご了承ください。

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