冠婚葬祭-しきたりとマナー

ブライダル 引き出物

この記事は2017年03月27日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめてお届けいたします。

まずは「引出物」の言葉の由来から教えてください?


結婚式引出物イメージ引出物の由来は、平安時代にさかのぼります。平安時代の習慣で、貴族は宴の席でお客様に馬を贈っていたそうで、その馬を奥から引き出してきたことから「引出物」と言うようになりました。やがて馬の代わりに「馬代(うましろ)」として金品を贈るようになり、引出物は宴の膳に添える品物や、招待客へのおみやげ物を指すようになりました。



引出物に鰹節が使われるのは何故なのでしょう?


かつお節は婚礼の際、ご家庭を作るお二人の象徴の品とされてきました。かつお節は背中の大きな部分からできる「男節・雄節(おぶし)と、おなかの部分からできる「女節・雌節(めぶし)」の2種類があります。
この雄節(おぶし)と雌節(めぶし)はぴったり合うことから「夫婦円満」を連想させ、縁起がいいものとして「引き出物」に使われるようになったそうです。そして、二つの鰹節がぴったり合うのは世界に一組だけなんですよ。鰹節って実はロマンチックな一品なのです。



引出物で黒い箱や包装紙を使うことがあるそうですが、黒って縁起が悪い色ですよね?


実は大進の引き出物で、黒色の箱を使っているお菓子屋さんがあったので聞いてみました。黒には素敵な意味がありますよというお答えでした。黒はすべての色を内に秘め、すべての光を吸収する色で、仏教では不動・不変の色とされ心変わりのないことを示します。お二人の縁が固い絆で結ばれることを意味されているそうですよ。



なるほど。さて最近は披露宴が終わった後、新郎新婦からプチギフトとして、ドラジェやスプーンをもらいますが、これには何か意味があるんですか


ドラジェはフランス語で「幸運の種」を意味します。祝菓子として「祝福に対する謝意」「幸せのおすそ分け」の意味があり、幸福、健康、富、子孫繁栄、長寿を意味します。スプーンは「幸せをすくい取る」という意味があるそうです。



4月に進物の大進 広島店とブライダルサロンで「引出物相談会」があるそうですね? 


はい。4/1(土)と4/2(日)に広島市中区鉄砲町の大進本店・広島店2階で「引出物相談会」を行います。
引菓子の試食や、最近人気の引出物を紹介したり、二次会ドレスの試着・予約ができたりとお得がいっぱいな相談会です。
「引出物どうしよう?」と迷っている方はもちろん、式場を今から探そうと思っている方、二次会の景品を考え中の幹事さんなども、ぜひご来場ください。
大進ブライダルサロン(広島)はこちらから

この記事は2017年03月27日にRCCラジオ「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」の人気コーナー「人生の知恵袋~冠婚葬祭篇(進物の大進提供)」にて放送した内容をまとめたものです。 記事内容は放送当時の世相を反映した内容であり、閲覧されている現在では大進のサービス内容などが異なる場合がございます。予めご了承ください。